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カリフォルニア・アーモンド協会、2023年の次期CEO就任に向けた準備を開始

2022/12/26

世界最大のアーモンド生産地である米国カリフォルニア州の約7,600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」(本拠地:米国カリフォルニア州モデスト)は、同協会の会長兼最高経営責任者(CEO)を21年間務めたリチャード・ウェイコット(Richard Waycott)が、2023年末に退任する旨を理事会に報告しました。

これに伴い、カリフォルニア・アーモンド協会の選定委員会は、CEO業務の円滑な引き継ぎに向けての手続きを開始しました。同委員会は、カリフォルニア・アーモンド協会理事会会長であるアレクシ・ロドリゲス(Alexi Rodriguez)が率いて、CEOの後任者の全国的なリサーチを実施します。

アレクシ・ロドリゲスは、次のように述べています。「理事会を代表して、アーモンド業界への長年に渡るリチャードの貢献に感謝の意を表します。彼は、業界の驚異的な成長期の一翼を担ってきました。リチャードは、2023年末を退任に適したタイミングと考えており、当協会も、このタイムラインは、業務を新しいCEOに円滑に引き継ぐことができるものと考えています。また、理事会および選定委員会メンバーの知識と支援により、当協会にとって最適な候補者を見つけることができると確信しています。」

リチャード・ウェイコットは、2002年に会長兼CEOとしてカリフォルニア・アーモンド協会に入職し、今日に至るまで、自身の戦略的リーダーシップの経験を活かし、カリフォルニアのアーモンド産業の世界的な発展に貢献してきました。

また、リチャード・ウェイコットは次のように述べています。「勤勉で、前向きで、そして堅実なカリフォルニアのアーモンド業界に20年間仕えることができたことを光栄に思います。この役職は、私の次に会長兼CEOに就任する人物にとっても、大変素晴らしい名誉ある機会になると思います。」

リチャード・ウェイコットがカリフォルニア・アーモンド協会を率いていた期間で、カリフォルニアのアーモンド産業の作付面積は545,000エーカーから162万エーカーに、そして、生産量は10億9000万ポンドから30億ポンドを超えるまでに成長しました。アーモンド農家が受け取る純利益(ファームゲートバリュー)は2002年の12億ドルから、測定された最後の年である2021年には50億ドルを超えるまでに増加しました。

カリフォルニア・アーモンド協会に入職する以前は、リチャードは食品製造業とアグリビジネス業界で20年以上勤務し、主にラテンアメリカで、消費財や、企業間における穀物や油糧種子の取引市場で幅広い経験を積んできました。


カリフォルニア・アーモンド協会について
高品質なカリフォルニア・アーモンドは、品種や栽培技術の改良のもと生産されています。数世代にわたる家族経営が多数を占めるアーモンド農家約7,600と約100の加工業者を代表するカリフォルニア・アーモンド協会は、戦略的な市場開発におけるリーダーシップや革新的な研究を通して、業界のベストプラクティスの導入を促進することにより、自然で健全な品質のアーモンドを推進しています。1950年に設立され、カリフォルニア州モデストに本拠を置く当協会は、米国農務省の監督下で、生産者により制定されたマーケティング・オーダーを管理する非営利組織です。協会の活動およびアーモンドに関する詳細は、公式WEBサイトおよび、TwitterInstagramをご覧ください。