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研究とイノベーション

持続可能な成長を促進

人々に愛されるヘルシーな食べ物を育てるには、正しい方法で行う必要があります。当協会が47年にわたり合計で9,500万ドルを出資してきた研究を通じて、カリフォルニアのアーモンド農家は自らの農法の改善と悪影響の軽減を図っています。

カリフォルニアの7,600にも及ぶアーモンド農家は、家族、地域社会、そしてアーモンドを愛するすべての人々の利益になるように、責任を持って土地を管理するよう取り組んでいます。より優れた安全で健全な方法でアーモンドを栽培することで、地域社会と環境を保護しています。

カリフォルニア・アーモンド協会の研究パートナー

研究に基づくイノベーション

当協会の研究プログラムは、アーモンドを愛する世界中の消費者に安全でヘルシーなアーモンドを継続して提供できるよう、アーモンド農家と加工業者を支援しています。

当協会は1973年以降、アーモンド業界に向けて、およそ700件の研究プロジェクトを支援しており、主要な大学や独立した専門家との連携し、人間の健康に関するアーモンドの効果の特定や、食の安全性と収穫量の向上、農法と持続可能性の最適化に取り組んでいます。

カリフォルニアのアーモンド・コミュニティはカリフォルニア大学、米国農務省の農業研究局、環境防衛基金などとの連携の下、現在の農業のニーズに対応しながら、将来のアーモンド農園づくりに役立つ新しい技術と革新的なソリューションについて研究を進めています。当協会の戦略的農業イノベーション委員会は、アーモンドの栽培と加工という特定の分野に特化する複数の作業グループの意見に基づいて、研究の戦略的な方向性を設定しました。また、これらのグループは、アーモンド・コミュニティのニーズを満たしながら地域社会や環境にもメリットをもたらすための、調査プロジェクトの募集と評価も行っています。

継続的改善の文化

当協会の取り組みは他にもあります。大学と拡張プログラムや非営利団体などと連携しながら、当協会の職員は農家や加工業者と成功事例を共有し、農法を継続的に改善できるようサポートを提供しています。

そのひとつの方法として、研究結果を実用的ですぐに活用できる推奨事項としてまとめ上げ、さまざまな教育リソースやフィールドワークショップを通じて、アーモンド農家と加工業者に提供しています。

California Almond Sustainability Program logoアーモンド生産農家と加工業者は状況に応じたリソースを利用できるだけでなく、カリフォルニア・アーモンド・サステナビリティ・プログラム(CASP)にも参加できます。2009年に立ち上げられたこの自己評価型のプログラムでは、参加者がアーモンド栽培の特定のテーマに対する自らの実践内容について評価しながら、成功事例を学びます。それにより、アーモンドの栽培方法や成功事例の導入に関する共有データが得られるほか、改善案も特定されます。これまでにCASPを通じて評価されたアーモンド農園は、全体の27%に上ります。1

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『2020年Growing Good(アーモンドの持続可能な栽培について)』
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カリフォルニア・アーモンド・サステナビリティ・プログラム(CASP)
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サステナビリティーに関するこれまでの取り組み

  1. California Almond Sustainability Program. November 2020.