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栄養価

パワフルな栄養源

アーモンドは、最も栄養豊富な食品の一つです。1日分約23粒のアーモンドには、ビタミン、ミネラルなど、豊富な栄養素が含まれています。

栄養素に関する重要な事実

アーモンドは、ビタミンE、食物繊維、マグネシウム、リボフラビン、リンが豊富です。1 1日分約23粒のアーモンドには、13gの「良い脂肪」である不飽和脂肪酸と1gの飽和脂肪酸が含まれています。また、6gの植物性タンパク質を含み、低糖でナトリウムを含まない天然の食品です。

栄養成分表示2

 

栄養効果 1日あたりの量  栄養摂取基準値の割合(NRV)
タンパク質 6g NA
食物繊維 4g NA
カルシウム 75mg 9%
マグネシウム 81mg 20%
1mg 7%
ビタミンE 7.3mg 60%
リボフラビン 0.3mg 23%
カリウム 210mg 10%
ナイアシン 1mg 6%
一価不飽和脂肪酸(良い脂肪) 9g NA

1日分(約23粒) 

*栄養摂取基準値(NRV)

2. US Department of Agriculture, Agricultural Research Service. 2019. FoodData Central. National Nutrient Database for Standard Reference Legacy Release (SR Legacy)。Available at: https://fdc.nal.usda.gov. SR Legacy: Nutrient Database (NBD) No. 12061 Nuts, almonds; updated 2013.

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アーモンドのクランチパワー

アーモンドに含まれる抗酸化物質のビタミンE

ビタミンEの優れた補給源であるアーモンドは、パワフルな抗酸化食品です。わずか1日分(約23粒)のアーモンドで、栄養摂取基準値(NRV)におけるビタミンEの1日の摂取量の60%がを補うことができます。(日本では、1日の摂取目安量が補えます。)特に、アーモンドに含まれる天然のビタミンEは、サプリで使われている合成のビタミンEよりも効果的なD-α-トコフェロールとして知られています。ビタミンEは体内で、大気汚染、太陽光の紫外線、たばこの煙、その他の環境要因や内因子から発生する酸化ストレスから細胞を保護します。


さらに、『Journal of Agriculture and Food Chemistry』に掲載された試験管内研究によると、アーモンドは特定の果物や野菜に含まれるフラボノイドおよびフェノール成分が含まれていることが分かりました。この研究で、1日分(約23粒)のアーモンドには、緑茶1杯と蒸したブロッコリー1カップに相当するポリフェノールが含まれていると報告されています。1

3. 栄養強調表示は、規則(EC)No 1924/2006に従い100gベースとなっています。

アーモンドに含まれる食物繊維

アーモンドに含まれる栄養素に関して、食物繊維抜きでは語ることができません。アーモンドは、水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含んでいます。不溶性食物繊維は水分を吸収して大きくふくらみ、腸の働きを促します。水溶性食物繊維は、LDL(悪玉)コレステロールを低下させ、血糖値を抑えます。1日分(約23粒)のアーモンドには、4gの食物繊維、パワーの源となる植物性タンパク質が6g、食間のエネルギー補給になるヘルシーな脂肪分が含まれています。また、一般的なイメージに反して、アーモンドの食物繊維は、すべて皮に含まれているわけではありません。実際、約23粒のアーモンド(皮なし)には、3gの食物繊維が含まれています。

ウェブサイト
MedLine Plus –食事繊維
ウェブサイト
欧州委員会-食物繊維

マグネシウムの魅力

マグネシウムは、神経系や筋肉の正常な機能、正常なタンパク質合成、エネルギーを生み出す代謝に貢献するなど、体内で多くの働きを担う栄養素です。また、マグネシウムは、疲労や倦怠感を和らげ、骨の維持や心理機能の維持にも貢献します。単一のミネラルにしては、様々な効果があります。手のひら一杯分を食べるだけで、NRVの20%が得られるアーモンドは、マグネシウムを効率的に摂取できる最良の食品の一つです。高血圧、心疾患、糖尿病、骨粗鬆症におけるマグネシウムの有益な役割に関して、多くの研究が行われています。一部の研究では、睡眠、不安感、うつ状態に対するマグネシウムの効果を調べていますが、まだ決定的な結果は得られず、さらなる研究が必要とされています。

パワーに満ちた植物性タンパク質

1日分約23粒のアーモンドに凝縮された6gのパワフルな植物性タンパク質は、日々の活動に必要なエネルギー源となります。また、アーモンドには、植物性タンパク質をはじめとする14の必須栄養素が含まれています。4 アーモンドは、植物性食品を中心にした生活には欠かせないおいしい食品です。栄養素に関しても、どのような食習慣でも、その有益性は変わりません。


タンパク質は、骨から筋肉にいたるまで、実質的に体全体の役割を担っています。タンパク質の重要性を無視することは不可能なのです。1日分約23粒のアーモンドは1日の活動を支える6gのタンパク質を供給します。ホールアーモンド以外でも、アーモンドバター(大さじ2杯で6g)またはアーモンドフラワーからもタンパク質を摂ることができます。ナッツ類は植物性タンパク質の供給源として最適なスナックですが、どのナッツも同じというわけではありません。アーモンドは栄養素がたっぷり詰まっていて、天然の無塩かつ低糖の食品です。植物性食品を中心にした生活を実践している人にも、タンパク質を効率よく摂取できる間食を求める人にとっても、アーモンドは最適な食べ物です。

4. 栄養強調表示は、規則(EC)No 1924/2006に従い100gベースとなっています。