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健康効果

健康的なライフスタイルをサポート

味や触感…アーモンドの魅力はおいしいところだけではありません。アーモンドは、グルテンフリー食材として、心臓・内臓の健康や体重管理にも役立つと言われています。

心臓に良いアーモンド

 

心臓の健康

心臓に良いと言われているアーモンドは、特に、心疾患が男女ともに死因の第1位を占めるヨーロッパでは朗報です。

アーモンドは、心臓を労わる食事法に役立つと言われています。不飽和脂肪酸に富み、血中コレステロールを正常値に保つ働きを助けるリノール酸も、1日分のアーモンド(約23粒)に3.5g含まれています。2 食事に含まれる飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に代えることにより、正常なコレステロール値を維持することができます。

1日分のアーモンド(約23粒)には、3.5gのリノール酸が含まれています。10gのリノール酸を毎日摂取することにより、健康効果が期待できます。

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内臓の健康に関する豆知識

 

内臓の健康

ヒトの消化管(GI)は免疫系への入口としての役割を持ち、免疫活動の約80%がここで始まります。3 また、プレバイオティクスが活躍するところでもあります。インビトロの研究仮説では、アーモンドは消化管をサポートするプレバイオティクス効果を持つ可能性があるとされています(証明するものではありません)。4 他の研究では、様々な形状を含めて、アーモンドがどのように腸の微生物叢に影響を与えるかを調べました。5 アーモンドのプレバイオティクス効果を特定するためには、より多くの研究とヒト臨床試験が必要ですが、この可能性は食生活にアーモンドを取り入れるメリットとして期待できます。1日分のアーモンドが、消化管の健康に役立つ食物繊維を4g含んでいることは言うまでもありません。

アーモンドで手軽にグルテンフリー

 

グルテンフリー

皮付きアーモンドはグルテンフリーで、様々な食べ方で楽しめます。アーモンドは、セリアック病やグルテン過敏性で悩む人々にとって、おいしく、ストレスフリーで食べることができる、頼りになるソリューションです。間食のスナックとして人気のホールアーモンドから、スライス、ダイス、スリバード(サラダ、サイドディッシュ、デザート、野菜などにカリッとした食感と腹持ちを与える)、さらにはアーモンドバター(スナックに塗ったり、スムージーにとろみ付け)まで、グルテンフリーの選択肢は無限にあります。
パンやビスケットなどにアーモンドフラワーを使うと、お菓子や塩味のレシピも風味が良いだけでなく、天然のグルテンフリーの食べ物となります。また、アーモンドフラワーは、最も栄養価の高いフラワーの一つです。

レシピの項目から、グルテンフリーのお勧めレシピをご覧ください。

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ダイエットに最適

 

体重管理

体重を気にしている人にとって、1日約23粒のアーモンドには良いことがたくさんあります。ほのかなバターのような風味、カリッとした食感、そして小腹を満たす満足感に加えて、アーモンドが体重管理に役立つことを示す研究報告が増えています。

 

  • 2015年に『European Journal of Nutrition』に発表された研究によると、午前中にアーモンド(42g)をスナックとして食べた場合と食べない場合を比較すると、食べた参加者は昼食と夕食におけるカロリー摂取が低かったことが報告されています。この結果は、間食を抜くよりも、午前中に間食としてアーモンドを食べると食欲を抑える可能性があることを示唆しています。6
  • パデュー大学が行った2013年の研究では、栄養豊富なアーモンドを間食として食べた場合、体重に影響を与えないことが分かりました。この研究で、4週間にわたり毎日43gのアーモンドを食べた参加者のカロリー摂取と体重は、アーモンドを食べなかったグループと変わらなかったことも分かりました。7
  • 米国農務省(USDA)の研究者チームが行った2016年の研究では、栄養ラベルに記載されているカロリー値と比較して、皮付きアーモンドはカロリーの吸収量が25%少なく、素焼きホールアーモンドは19%、素焼き刻みアーモンドは17%減少したと報告されています。アーモンドバターのカロリー摂取量は、栄養ラベル上のものと変わりませんでした。アーモンドの栄養成分構成は変わってませんが、研究者たちは従来の方法を改良した新しい測定法を使ってアーモンドを分析し、実際にアーモンドを消化して吸収されるカロリーを計測しました。8
  • アーモンドは、エネルギーと満足感をもたらす4gの食物繊維、一価不飽和脂肪酸(良い脂肪)、6gのタンパク質を含んでいます。
  • アーモンドは、多くの人気ダイエット法との相性も良いと見なされています。アーモンドは食間を乗り切るためのエネルギーを補給してくれる植物性タンパク質、食物繊維、健康に良い脂肪分を与えてくれるからです。9

糖尿病対策に理想的

 

糖尿病


ヨーロッパでは約1億近くの人々が、糖尿病または前糖尿病を患っています。アーモンドのタンパク質(6g)、食物繊維(4g)、健康によい一価不飽和脂肪酸(9g MUFAs)に加えてビタミンE(7.2 mg)、マグネシウム(76mg)、カリウム(205mg)などの重要なビタミンやミネラルなどの栄養が、たっぷり詰まっています。血糖指数も低いアーモンドは、豊富な形状と使い勝手の良さから、耐糖能障害または2型糖尿病の人々にとっても健康的なスナックと言われています。糖尿病または前糖尿病を患う人々に有益な食習慣において、アーモンドが効果を発揮する可能性を示す研究報告は、次々と発表されています。

1. 有益な効果は、毎日10gのリノール酸を摂取することで得られます。1日分(約23粒)のアーモンドには、3.5gのリノール酸が含まれています。   2. 栄養強調表示は、規則(EC)No 1924/2006に従い100gベースとなっています。   3. A.K. Abbas, A.H.H. Lichtman, S. Pillai, Cellular and Molecular Immunology E-Book, Elsevier Health Sciences, 2017.   4. 英国食品研究所(イギリス、ノリッジ)において実施された研究で、英国の研究者グループが消化管をモデル化したものを使ってアーモンドの実験を行い、よく知られるプレバイオティクスと比較して2種類のアーモンドのプレバイオティクス効果を調べました。試験の詳細は、こちらの報告書をご覧ください。 https://aem.asm.org/content/74/14/4264.full?view=long&pmid=18502914 (https://aem.asm.org/content/74/14/4264.full?view=long&pmid=18502914). Mandalari G, Nueno-Palop C, Bisignano G, Wickham MSJ, Narbad A. 2008. Potential Prebiotic Properties of Almond (Amygdalus communis L.) Seeds. Applied and Environmental Microbiology. 74(14):4264–4270.   5. Holscher HD、 Taylor AM、 Swanson KS、 Novotny JA、 Baer DJ。 2018. Almond consumption and processing affects the composition of the gastrointestinal microbiota of healthy adult men and women: A randomized controlled trial. Nutrients. 10(2), 126; doi:10.3390/nu10020126. http://www.mdpi.com/2072-6643/10/2/126/htm   6. Hull, S., R. Re, L. Chambers, A. Echaniz, M.S.J. Wickham. 2015. A mid-morning snack of almonds generates satiety and appropriate adjustment of subsequent food intake in healthy women. Eur. J. Nutr. 54:803–810.   7. Tan、S-Y、Mattes、RD。2013年。Appetitive, dietary and health effects of almonds consumed with meals or as snacks: a randomized, controlled trial.Eur J ClinNutrN; 67(11): 1205–1214。   8. Gebauer SK, Novotny JA, Bornhorst GM, Baer DJ. Food Processing and Structure Impact the Metabolizable Energy of Almonds. Food & Function. 2016年、7 (10): 4231-4238。   9. 栄養強調表示は、規則(EC)No 1924/2006に従い100gベースとなっています。