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2025年に向けた目標として、継続的な改善を公約

『2025年に向けたアーモンド農園の目標ロードマップ』

継続的な改善への取り組み| 2025年に向けた目標

意欲を持って、目標の達成に取り組む

カリフォルニアのアーモンド・コミュニティは、人々に愛される健康的な食品を栽培するだけではありません。安全で健全、かつ優れた方法でアーモンドを栽培し、地域社会と環境を守るために活動しています。

『2025年に向けたアーモンド農園の目標』は、これまでの数十年にわたる実績に基づき定められ、継続的な改善に取り組むアーモン・ドコミュニティの具体的な決意を表明するものです。

2019年12月に発表された『2025年に向けたアーモンド農園の目標ロードマップ』は、各目標分野におけるアーモンド・コミュニティの継続的な改善への道のりと、達成度を測る基準に関する概要をまとめています。

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『2025年に向けたアーモンド農園の目標ロードマップ』

2025 goals - zero waste農園での廃棄物ゼロを実現

アーモンドの粒は、木に実り、果皮に保護されながら殻の中で成長します。従来から、家畜用敷料、酪農飼料、発電に使用されています。これらの副産物の市場の変化[JN1]1 に伴い、アーモンド・コミュニティは、より高価値で持続可能な用途におけるイノベーションを加速させています。カリフォルニアのアーモンド・コミュニティは、農園で栽培する全産物を最適に利用することで、2025年までに廃棄物ゼロを達成します

 
2025 goals - water usageアーモンド栽培に使用する水のさらなる削減

過去20年間で、カリフォルニアのアーモンド農家は、生産方法の改善や効率的なマイクロ灌漑技術の採用を通して、1ポンドのアーモンドを栽培するために必要な水の量[JN2]を33%削減することに成功しています。カリフォル二アのアーモンド・コミュニティは、2025年までにアーモンド1ポンドのアーモンドの栽培に使用する水の量をさらに20%削減します。 

 

2025 goals - pest management環境に配慮した病害虫管理方法の採用を増加

責任あるアーモンド栽培においては、総合的病害虫管理(IPM)を通じて、作物と樹木を害虫、雑草、病気から守ることが求められています。これは、益虫の保護、病害虫の温床の除去、交尾阻害、害虫レベルの監視を含む方法および技術を活用して、必要な場合にのみ農薬が使用されるようにすることを意味します。私たちの農園、従業員、地域社会をさらに保護するため、2025年までに環境に優しい病害虫管理方法の採用を25%増加します

 

2025 goals - harvest dustアーモンド収穫時における地域の大気環境を改善

カリフォルニアのアーモンドは、アーモンドを地面に揺り落とし、皮や殻で保護しながら自然乾燥させた後、掻き集めて収穫します。このため、近隣地域に粉じんが飛散することがあります。この問題に対処するため、アーモンド・コミュニティでは、収穫方法を見直すための短期的および長期的な措置を講じており、2025年までに収穫時の粉じんを50%削減します。

 

1. University of California, 2010. Food and Agriculture Organization of the United Nations, 2012. Almond Board of California, 1990-94, 2000-14.